害虫駆除業者である主人公ウィリアム・リーが……と、ここまで書いてあらすじをなんと書けばいいのか分からなくなってしまった、とにかくフシギな映画。
主人公の妻が害虫駆除用の粉を麻薬のように服用していた…
気持ち悪さについてはいつもより気合の入った、クローネンバーグ監督の中でも異色かつ最高傑作だと思います。
ただ、バロウズを知らないとまるで意味がわからなくなる作品でもあります。
裸のランチを映像化した…
50年代のアメリカは冷戦下による共産主義への脅威論が高まり、経済面でも物質的繁栄が高まりつつあった時代。
また共産主義、同性愛、ドラッグといった当時の社会的タブーはもちろん、戦後の文壇でもそれら表現…
うひゃー。
独創的でグロテスクで斬新!
話はよく分からなくて「?」の連続だったけど、なぜか目が離せなくて最後まで観てしまった。
この映画を完成させるまで、ものすごいお金と知性と技術がかかってそう…