斬るの作品情報・感想・評価

斬る1962年製作の映画)

製作国:

上映時間:71分

ジャンル:

3.7

『斬る』に投稿された感想・評価

3.3

大映ならではのスタジオの広さを最大限に活かした構図の美しさ、洗練された美術の様式美は格別だった。市川雷蔵の魅力を一枝の梅で表現した三隅研次監督の演出力の高さ、71分に凝縮された濃厚な人生を鮮やかに繋…

>>続きを読む
yosaka
4.0
妖気漂う剣でバッサバッサと敵を斬るスッキリ系時代劇かと思ったのだが、予想に反してシリアスで内面的な展開。本作でのピンと張り詰めた緊張感のある雷蔵の剣の構えは迫力満点。それにしてもこの映像美はどうだ。

黒澤明「椿三十郎」で時代劇に革命を齎した、椿三十郎三船敏郎が室戸半兵衛仲代達矢を一刀両断で血飛沫が吹き出すアクション名場面と、同年、その対局にある三隅研次監督の本作は、幕府大目付松平大炊頭柳永二郎側…

>>続きを読む
らぷ
3.5

タイトル通り、何人もの人を斬りました。強そうな相手も意外とあっさりと。
あの3人の女性の生き様を考えたのなら、妻を娶るきにはなるまい。巻き込みたくはないものね。

ラストは意外だった。と言うか、無事…

>>続きを読む
ひば
4.3

こんなオープニングクレジットあってたまるかよ。「悲しい運命の星を背負った子」って言われたとき、star-crossed…?シェイクスピア…?となったが、確かに女3人(父も3人)との巡り合わせの話だっ…

>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます

先日、残菊物語を観ましたが、その後、カメラを動かして演出するものと、カット割りでの演出を合わせた映画はないものかと思っておりました。そんな折、ちょうどこの映画に出会いました。

でも、三隅研次の映画…

>>続きを読む
LEE
3.9

三隅研次による剣三部作の一本目(お話の繋がりはない
圧倒的なセンスの光る作品だった


武士・高倉信吾の一生を描いた一本
壮絶な生まれから最期までを長編映画ギリギリの尺である70分ぐらいで描くのでダ…

>>続きを読む
詩郎
-

忍者に襲われるところの殺陣がかっこいい。横長スクリーンをフルに活かした演出。
真っ二つシーンはあまりにも大切断すぎてちょっとギャグっぽかったけど。
白い身体に真っ赤な血が流れる最後のショットが抜群に…

>>続きを読む
3.7
万里さんの出番少なすぎ、雷蔵渋すぎ、良作
梅の花が散る。

あなたにおすすめの記事