いやぁ~恐れ入りました。
ブラザーズ・クエイの長編第2作。
これまで、私はアート系アニメーション(実写含む)を避けてきました。 ヤン・シュヴァンクマイエル…幻想的でありながら、非常に不安にさせるあ…
甘美で退廃的な世界に閉じ込められた憂いの歌姫。セピア色にゆらめく幻想的で夢見心地なひかりの瞬きと闇に染まっていくような悪夢的な狂気の融合に痺れる。
閉鎖的でおとぎ話味のある妖艶な展開と描写は「ツバ…
白日夢のような白い射光
光で飛び過ぎて空が見えない
もはやなにが何で何処だかわからない
人間より人形の方が断然の存在感
手だけのボートは凄くて
何回も見ちゃう
ひび割れ感がダークな感じで
気持ち悪…
なるほどアートフィルムをやってる人間がつくる映画とはこういうものなのか。
映画的ではないのは仕方ないが
リンチとどうしても比べてしまった。
言うなればマルホランドドライブのオペラがずっと続いてる感じ…
アートフィルムのクエイ兄弟が取り組んだフツーの映画。結果はアートかドラマかどっちつかずの失敗作か。
私としては美しいアート映画だが、アートとしてもドラマとしてもやや食い足りなかったです。特にストッ…
クエイ兄弟と相性悪いのは重々承知で観た。
それにしてもこの人たちの映画はアングラな方向の割に性の匂いがほとんどしない。受手の問題なんだろうか?
ある程度検証すれば理解できるんだろうけど、好きな人は恍…