扉の陰の秘密の作品情報・感想・評価・動画配信

『扉の陰の秘密』に投稿された感想・評価

このレビューはネタバレを含みます

フロイトの話あり、抑圧の噴出について冗談めかして言う主人公の友人。
"部屋が住人の行動を決める"と夫。
ルームツアーをして殺人者たちの部屋を客人に見せる夫、心理学者の女性がロマンチックなことを言う夫…

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4.0
何が見えましたか?
扉。扉。扉。格闘。レストラン。足踏み。チャペル。結婚式。ハンモック。汽車。蝋燭。階段。部屋。スカーフ。霧。人影。火事。ハンモック。
4.6

 フリッツ・ラング監督×ジョーン・ベネットといえば大傑作『飾窓の女』や『緋色の街』がありますが、この作品もこれらと並んで大傑作と呼んで差し支えない完成度でした🥹✨!
 序盤はジョーン・ベネット演じる…

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ginger
3.5

心の声をモノローグで語る主人公。素性をよく知らないまま情熱にまかせて結婚した夫が抱えていた心の闇。どう考えても何か起こりそうな不穏な設定に展開、陰影の効いた屋敷の雰囲気。でも主人公が立ち向かっていく…

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あぁ
3.9

またもや決定的な見つめ合いから始まる物語。

結婚式で突然不安になるシーンの秀逸さよ。神父と祭壇から突然フルショットで映された夫が、ゆっくりとこちらへ近づいてくる不穏さが完璧で、流石フリッツラングの…

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SN
3.8
陰影がバチバチの圧巻のショットばかりで見入ってしまう。

後半は要素を詰め込み過ぎでごった煮感が否めない。

時代を重ねてデジタル技術がショットや芝居や発声を弱くしていっていると痛感した。

富豪の娘で美人なのに不運な結婚をするシリア、相手の人がサイコすぎるので何一つ不自由なく暮らして来た彼女がよく我慢できたなと謎。

最初の口説き文句が「君はサウスダコタの竜巻みたいだ」とか言ってきて前…

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3.5

ラングのアメリカ亡命後に製作されたフィルム・ノワール。アメリカに流入したばかりの精神分析のタームを盛り込みつつ、「レベッカ」(1940)に代表される「後妻が体験する青ひげ的脅威」を大筋とするサイコ・…

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遺産相続した富豪の娘シリアは旅先のメキシコで出逢った建築家マークに惹きつけられ結婚するが夫の奇異な行動や秘密に包まれた彼の邸宅に不吉な予感が増幅していく。深層心理、強迫観念入り乱れたマークの行動と殺…

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途中までは『レベッカ』?ねぇ、『レベッカ』でしょ?😅って目線で見ていたけど、ラスト10分、そうきたか❗️お見事。

思えば『M』のフリッツラング。一筋縄じゃいかないはずだ。
旅先で恋に落ちたヒロイン…

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