とてもカワイイ映画。主人公のカスリネンは失業しても、コンバーチブルもろても、金奪われても、恋に落ちても、実刑判決言い渡されても、ぜーんぶ同じ無表情で淡々と受け止めていく。その様子が何とも不憫かつ健気…
>>続きを読むそれまで閉まらなかったオープンカーの幌が閉まる瞬間に泣く。あれは不意打ちだった。本質的にサイレント映画なんだけど、マッティ・ペロンパーが登場してから犯罪映画として活気付いてきて、非常に楽しい。トゥロ…
>>続きを読む余計な描写はなく話はどんどんと進み、故にセリフもリアクションも必要最低限。カウリスマキ特有の極力無駄を省くかのような構成はここでもやはり顕著。
それでいて物語のアクセントになるというか、観る人の心…