不幸の連鎖。どんなに厳しい人生でも微かな希望を見つけて...
最後、夜の港で「Over the Rainbow」が流れるシーンでタイトルの意味を噛み締める。
人生最悪な状況下でのマッティ・ペロンパ…
なんて愛おしい映画だ。
社会の不条理に揉まれながら、ささやかな幸福を手放すまいとして生きる姿にぐっと来る。
社会的弱者の宿命を嘆くよりも、彼らの人間としての善性を照らし出す演出がとても良い。
主…
石油革命と石炭貯蔵量の減少から各地で労働者があぶれ、その結果犯罪率やホームレス、闇商売なんかが横行するようになった1950年頃のフィンランドかな?
アキカウリスマキ作品は頭を殴られて気を失う作品が多…
今年21本目
真夜中の虹
🇫🇮フィンランドの名匠アキ・カウリマスキ監督2本目の鑑賞。
アキ・カウリマスキの労働者三部作の2作目
自分にはそんなに良さがわからない作品だが独特な魅力が詰まっているとわか…
最初から最後まで淡々としている。全財産奪われても、冤罪で刑務所に監獄されてもずっと無反応。しかし、最終的には銀行強盗を働き、人を殺し、実際に詰みを犯したカスリネン。希望的なラストを描いても、やっぱり…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
アキ・カウリスマキ4作品目
前回観たコントラクト・キラーで
「今まで観た3作品の中で1番アキ・カウリスマキぽくない、ストーリーに起伏がある」と書いたけど
今作品もそうだった、、!
もしかしてこっち…