色々あってずーっと観たかった作品。期待通りの出来に満足。これは観ずに死ねなかったな。
それはそれは異様な列車に揺られて、父親の入院するサナトリウムにやってくるヨーゼフ。乗客、車掌、全てが色褪せ、埃…
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謎列車に乗って父親のいる
時空の狭間の謎サナトリウムに行った息子が
時空を移動しまくる謎夢を見て、
サナトリウムのドクターとナースに
車掌の恰好をさせられ、
黒目を失って謎空間に消えていく話。
「…
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ブラザーズクエイが置いてけぼりすぎたので今日答え合わせをしようくらいの気持ちできたが甘かった。謎は深まった。し、やはり置いてけぼりだった。
難解というよりいきなり違うせかいに放り込まれたアリスみたい…
ポーランドのユダヤ系作家ブルーノ・シュルツ(Bruno Schulz)の短編小説集『砂時計のサナトリウム(Sanatorium Under the Sign of the Hourglass)』の映…
>>続きを読む冒頭の異様な雰囲気漂う列車の長回しから只者じゃない感。ホロコーストの犠牲となったユダヤ人作家ブルーノ・シュルツが書く『砂時計サナトリウム』が原作。
埃まみれの廃墟病院や廃れた街で虚な目をして過ごす人…
「サラゴサの写本」(1965)のヴォイチェフ・イエジー・ハス監督によるシュールな幻想絵巻。カンヌ国際映画祭審査員賞受賞。原作はゲシュタポに射殺されたユダヤ系作家ブルーノ・シュルツの「砂時計サナトリウ…
>>続きを読む「サラゴサの写本」では、登場人物の回想の中で登場する人物の更なる回想の中で登場する人物の更なる回想に登場する人物の夢の中の〜といったような、無限に広がる多重構造を描ききった怪作であったが、今回は同じ…
>>続きを読む・作りたい画を繋げていった、ストーリーよりも世界観重視的な映像作品なのかなと。
・最初の音楽の不穏さにどきどきしたけれど音楽だけだった。
・廃墟好きな人におぬぬめ。
・いい建物。
・ここ綺麗だったん…
面白かった。ホドロフスキーっぽいと勝手に決めつけて敬遠してたのがバカだった。部屋に何体も並ぶマネキンだったり、光源がないのに光で照らされているベッドだったりと幻想小説を視覚化したイメージの連鎖が最後…
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