牝犬に投稿された感想・評価 - 3ページ目

『牝犬』に投稿された感想・評価

suke

sukeの感想・評価

4.0

窓の外から覗き込むような、窓枠越しの視点が時々挟まるのが印象的だった。急にひいた、第三者的な視線になることで、キショおじの悲劇を冷静にみられる感じ。
そういう視線の主観や客観的なポジションのことを考…

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どちらが好きかと問われれば迷わずリメイク先の『スカーレット・ストリート』を選ぶが、絶望に沈むラングとは異なり、絶望の先に乾いた笑いを持ってくるルノワールのシニシズムも嫌いではない。当たり前だが、出て…

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冒頭の人形を使った演出が印象的で、ルノワールの意外な一面を観た。
人形劇人物紹介,画家,肖像画,嘘売り出し,展示,社交界,ビール,取っ組み合い,刺し,路上バイオリン演奏,裁判,拘束,放浪者,老人再会,絵売買
昼寝

昼寝の感想・評価

5.0

人形たち「この映画には道徳も教訓もありません」。ラングのリメイクを先に見ていたのでやけに早く話が進むなーと思いつつ見ていると後半の贅沢に時間を使った怒涛の演出にぶち上がる。特にミシェル・シモンが女性…

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Gocta

Goctaの感想・評価

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会社で経理係として働く真面目でうだつが上がらない中年男が、偶々助けた若い娘に惚れ込むが、女はいい加減で暴力的な若い男に惚れており、その男言うとおりに中年男を騙すお話。面白く観れた。

「嘆きの天使」…

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普通の人はこの物語をこんな風には撮れない。まだ咀嚼しきれていないけど、ジャン・ルノワールが別格の才能を備えた映画作家であることだけは肉体で実感できた。
ぴよ

ぴよの感想・評価

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(デジタル)
冒頭の人形劇を観るために鑑賞。

撮影が不味く、編集も良くなかった。
(階段とベッドのFIXは良かった。)

エピローグだけ急に面白い。

ミシェル・シモンがかなり伊藤雄之助。

フリッツ・ラングの「スカーレット・ストリート」のオリジナル。

フリッツ版がとにかく陰鬱で、ラストもいつまでも後悔を引きずる終わり方なのに対して、オリジナル版のこちらは軽くてコメディちっく。

こち…

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1931年 フランス🇫🇷

ジャン・ルノワール監督2作目のトーキー映画

うだつの上がらない全く冴えない中年のオッサンが若い女性にのめり込んでいくお話

オープンニングの人物紹介からコメディ仕立てで…

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