ド傑作☆
「アンドレイ・ルブリョフ」と迷いに迷ったが、タルコフスキーはこの作品をノミネートしたい。
以下の文章は抽象的に感じてしまう箇所があるかもしれないので、既に鑑賞された方以外は時間の無駄に…
公開時に世紀末を迎えようとしていたこと、ソ連の解体が数年後に控えていたこと、そしてこれがタルコフスキーの遺作になってしまったことを考えると他の作品と比べてとりわけ終末観があらわになるのもやむを得ない…
>>続きを読む自転車、或いはそれを漕ぐ人間、縄をかける子どもにより折られる枝
左には生い茂る木々、右には秩序を保ち点在する電柱
唐突に訪れる静謐な終焉
言葉
破壊される自然、そこにあった(あり得た)美の略…
ものすごい遺作
当時から今も続く絶望、その重さはどうしようもないくらいだけど、信じることを信じ続ける思いがみえた
もっと賢くなってもう一回観たい
dvdのプロダクションノートから
・最初にイタリア…
東側(ソ連)から見た核戦争の恐怖という点で興味深い。随所にある日本リスペクトはむしろない方が見やすかったかも。尺八の調べが流れるところで脱力してしまう。
家政婦とセックスすると過去に行けるし、家に火…
鑑賞記録
「惑星ソラリス」「鏡」「ストーカー」
「ノスタルジア」そしてこの
「サクリファイス」
いずれも叙情的な詩的映像で難解作品でした
「サクリファイス」は
あきらかに神への懇願と
代償としての…
タルコフスキー作品における観念的な台詞や物語の叙述を理解する事は困難を極める。しかし、視線誘導のラインが明確なおかげか、巷で言われるような眠ってしまう作家だとは思わない。ただし、『ノスタルジア』は2…
>>続きを読む緑、水、火
タルコフスキーが撮る自然は本当に泣きそうになるぐらい美しい。
この地球で生きている喜びを思い出す。
演劇のような一風変わった人物の撮り方
現実と幻想の境目があやふやになってくる。
愛は…