自然の脅威や崇高さを映像で表すことの難しさたるや。年末に見たタルコフスキー監督の「サクリファイス」。
超自然的な映像美と隅々まで計算尽くされた構図。全てのショットがフレームレベルで絵画的。littl…
新年1発目はこちらを観ました。
冒頭から9分超のロングショット、
そしてビジュアルに圧倒されまくり。
タルコフスキーの遺作ということで、
相変わらず難解だが、これぞ芸術。
彼にはもっと生きてい…
相変わらずの美しい映像、やはりカメラワークが素晴らしい。
私のような素人には上手く表現出来ないが、セリフも音楽も決して無駄使いはせず、水や草木など自然界の様々な被写体と環境音を大切に扱うそのアート…
このレビューはネタバレを含みます
ものすごい遺作
当時から今も続く絶望、その重さはどうしようもないくらいだけど、信じることを信じ続ける思いがみえた
もっと賢くなってもう一回観たい
dvdのプロダクションノートから
・最初にイタリア…
近代文明への呪詛を延々独り言でつぶやく無神論者の男、エルランド・ヨセフソン。いざ核による世界終末の危機が訪れると、「動物的恐怖」から思わず神に縋り犠牲を誓ってしまう。タルコフスキー映画の主人公、Tw…
>>続きを読む考えることが多い。明確な答えなどないから言葉にもできない。ただ頭に浮かんでは考えて、また違うものが浮かんでそれについて考えて、の繰り返し。問いにもならないような様々な要素を与えられてそれについてひた…
>>続きを読むアンドレイタルコフスキー監督の遺作。
今作は信心深さと犠牲をテーマにした物語。
同監督の他作品に比べて宗教的な引用を多用しながらも一人の男を描いている。
ドストエフスキーの著書にも似ているテーマは興…
卓越した仕事。
イントロのシーン。延々と会話を続ける長回しのシーンだが、人物は常に歩き続ける。顔も分からなかったオットーは気づけばカメラの真ん前で持論をぶっていて、声を失った息子はご機嫌。このカット…