舞台俳優のアレクサンドルの誕生日、妻、娘、口のきけない息子、医師、郵便配達員などが集まり、祝ってくれる。
その晩、テレビが核戦争勃発を伝え放送が途切れてしまう。
絶望的な状況に追い込まれ、アレクサン…
いつにも増して暗い。
炎上シーンは圧巻だが、そこに至るまではやはり耐えだった。
それまでのソビエト的女性像が少しなりを潜めたような感覚があった。
一つの家を舞台にしているからこそ画としての魅力はノス…
いやむずい…
マリアと名無しの"子供"は何を意味するのか分からなかった。
最初のアンドレアの言葉がむちゃ刺さる。"最初に言葉ありき"だが自分の言葉ほど憎いものはないから。
(宗教に繋げて考えられない…
タルコフスキーが世紀末を描くとこうなるのか。静かな場面が続く映画ではあるが、登場人物達の心理状態を丁寧に描いており、極限状態に陥った人間がどうなるかを見せてくれ、退屈しない。
現実に打ちのめされ狂う…
自身の誕生日に幼い息子に命の樹の伝説を話しながら枯れた木を植えるアレクサンデル
同日に突然の核戦争勃発のニュース
親しい者たちが恐怖に怯える中、無神論者だったアレクサンデルは神にその身を捧げ救いを求…
スウェーデンとフランスの合作映画ということもあって、核戦争の映画なんだって。
主人公の漠然とした不安は、核の事実によって拍車がかかるのだろう。
モチーフとして日本の音楽や日本の枯れた木が出てくるの…
タルコフスキー監督の遺作。
他のタルコフスキー作品に比べるとわりかし分かりやすい。
タイトルの通り、犠牲を描いた作品なのだが、タルコフスキーならではの表現ゆえ、同監督の作品を観てきていないと分か…