【一言で言うと】
「業火の“救済”」
[あらすじ]
言葉を話せなかった少年が、再び言葉を話せるようになるまでの1日。少年の父である主人公アレクサンデルは生命の樹を植える誕生日に、核戦争勃発の声をテ…
同監督の『ノスタルジア』は個人的に合わなかったけど今回は良かった
テーマは犠牲・神の存在・祈りなのかな?
映画の初めからずっと薄暗くていかにも世界の終わりって感じが漂ってたけど、アレクサンデルが…
久しぶりのこちら。冒頭の二人のおっさんの会話からして最高にキレがある。
世界の家族の崩壊。慄く恐怖との対峙。
バッハと海童道祖、西と東それぞれの静謐な音楽がしっとり流れる画面に染み渡る美。陰陽印の着…
語るべきこと 語らなくていいこと
犠牲なくしてなんの贈り物でしょう?
それでこそ贈り物です
愛し合っていても愛し方は違うのね
核戦争、家族の崩壊と燃える家
滅びる世界と植えられた木、希望
次の…
表象する世界との決別こそ芸術の追究であり、それは真理との接続とも言い換えられる。
それを絶え間ない詩的なイメージで具象化し、身を切る覚悟で映像に繋ぎ止められる非凡なデミウルゴスこそ、タルコフスキーな…
交錯するレベルの異なる構造、超自然的な、社会的な、個人的な。超自然的なもの(霊とか)を仄めかしたり、タルコフスキーの映画によく出てくる草原(共生する自然)や形骸化した金のカットはおもろい。逆ベルイマ…
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