このレビューはネタバレを含みます
公開時に世紀末を迎えようとしていたこと、ソ連の解体が数年後に控えていたこと、そしてこれがタルコフスキーの遺作になってしまったことを考えると他の作品と比べてとりわけ終末観があらわになるのもやむを得ない…
>>続きを読む宗教的な素養がない人間にはなかなか難しいものがある
おそらく色々なメタファーが散りばめられているのだろうが、知識が追いつかない
ただそうは言ってもやっぱりタルコフスキーは映像だけでも退屈せずに見て…
友人と通っている学校で視聴。特に前情報なしで視聴して、観終わった後は2人とも少し困惑していた。作品の解説を見てあらすじが分かったし、鏡、窓、子供などの隠喩が登場することも読み取れたけれど、話の筋がい…
>>続きを読む相変わらずの美しい映像、やはりカメラワークが素晴らしい。
私のような素人には上手く表現出来ないが、セリフも音楽も決して無駄使いはせず、水や草木など自然界の様々な被写体と環境音を大切に扱うそのアート…
アンドレイタルコフスキー監督の遺作。
今作は信心深さと犠牲をテーマにした物語。
同監督の他作品に比べて宗教的な引用を多用しながらも一人の男を描いている。
ドストエフスキーの著書にも似ているテーマは興…
いつにも増して暗い。
炎上シーンは圧巻だが、そこに至るまではやはり耐えだった。
それまでのソビエト的女性像が少しなりを潜めたような感覚があった。
一つの家を舞台にしているからこそ画としての魅力はノス…
いやむずい…
マリアと名無しの"子供"は何を意味するのか分からなかった。
最初のアンドレアの言葉がむちゃ刺さる。"最初に言葉ありき"だが自分の言葉ほど憎いものはないから。
(宗教に繋げて考えられない…