交錯するレベルの異なる構造、超自然的な、社会的な、個人的な。超自然的なもの(霊とか)を仄めかしたり、タルコフスキーの映画によく出てくる草原(共生する自然)や形骸化した金のカットはおもろい。逆ベルイマ…
>>続きを読むこれは究極の世界系では・・・?
女と寝ることで解決(世界線が変わる)というやり方は正直どうなのかと思う。行為後の廃墟に人々がわらわら出てくるシーンもあからさま過ぎてどうなのかと思う(開放感的な?)。…
遺作で有終の美を飾ったことは素晴らしいと思うが、率直に言えば、好きにはなり難い。
タルコフスキーは崇高だと評価されることが多いが、なんだ結局西洋文化の権化じゃないかとこの映画を見て改めて気づかされた…
【深刻ぶった雰囲気】
駄目。こういう核戦争とか終末のメタファー入れて深刻ぶる作風そのものが気持ち悪い。これなら黒澤明の『八月の狂詩曲』の方が遥かに格上と思う。映画作りに於ける真摯なスタンスが感じら…
私の誕生日に大学の研究室で上映会を開いて流したけど、長すぎてみんな帰ってしまい最後は私ひとりで観た。きらめく水面を見ながら、それなりに虚しくなったり寂しくなったりしたけど、犠牲がなければプレゼントで…
>>続きを読むしっかり寝ました。
画面のルックの細かさといい、カメラワークの細かさといい、どうやって撮ってるんですかのオンパレード。凄いけど眠い。
画面はるか奥から人が歩いてきたりすると「ああこいつが手前に来る…
このレビューはネタバレを含みます
公開時に世紀末を迎えようとしていたこと、ソ連の解体が数年後に控えていたこと、そしてこれがタルコフスキーの遺作になってしまったことを考えると他の作品と比べてとりわけ終末観があらわになるのもやむを得ない…
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