見る度にマゾヒスティックな気分に陥る映画鑑賞の受難、タルコフスキー。
カソリックに限らないが、宗教全般に造詣の浅い私にとって、フレスコ宗教画やバッハのマタイ受難曲は、カソリックのある一面を切り取っ…
近代文明への呪詛を延々独り言でつぶやく無神論者の男、エルランド・ヨセフソン。いざ核による世界終末の危機が訪れると、「動物的恐怖」から思わず神に縋り犠牲を誓ってしまう。タルコフスキー映画の主人公、Tw…
>>続きを読む舞台俳優のアレクサンドルの誕生日、妻、娘、口のきけない息子、医師、郵便配達員などが集まり、祝ってくれる。
その晩、テレビが核戦争勃発を伝え放送が途切れてしまう。
絶望的な状況に追い込まれ、アレクサン…
アンドレイ・タルコフスキー脚本監督によるスウェーデン映画。第39回カンヌ国際映画祭審査員特別グランプリ受賞。タルコフスキーの遺作。
映像の詩人、タルコフスキー。
美しい叙情的風景描写。
深い精神世…
巨匠アンドレイ・タルコフスキーの遺作、やはり一筋縄ではいかなかった... 今までの彼の作品の陰影よりは北欧の白夜のごとくのっぺりとした明るさがあるものの、相変わらずどのシーンも絵画のように美しいその…
>>続きを読むうーん、退屈だ。
どのカットも絵画のように完璧に美しい。
フェルメールか、ホイッスラーの絵のよう。
ただせりふが多すぎる。
『鏡』みたいに映像で詩を描いてほしかった。
あまりに観念的で、少し自己陶…
これもぽかーん…(O_O)だったけど、ノスタルジアよりは親しみやすかった。
冒頭の主人公の独白、いつまでしゃべり続けるんだろうこの人…と思ったのはわたしだけではあるまい。あの長回しのシーン、10分…