こっちが俺の東京物語や……。
ぽろぽろ泣いた。
お前が偉くなった姿が見たい一心で働いてきたのにお前自身が出世を、人生を諦めないでくれと良助に語るかーやんの姿、諦念にまみれながらも、困った人に手を差…
笠智衆さん 小学校の先生
とんかつ屋さん 小鳥さん
夜泣きのオマジナイ
繭から糸を紡ぐ
石臼で挽く
縫い物
お掃除
糸車や滑車の丸 電球の丸
階段の四角 縞の着物
洗濯物ひらひら
構図が素晴ら…
親に苦労かけて東京に出たは良いものの、期待通りの活躍が出来ない。その事実を知った母はショックを受ける。というまあシンプルな内容。出世を目指して上京した恩師の笠智周もやっすいトンカツ屋に。
端的に絶…
「動物界」がこの作品を参考にして撮ったということで、観てみた。
自分の母親に、あんな他人みたいによそよそしく接するのかというのが新鮮だった。まあ久しぶりに会ったんだもんな。
この一人息子はマザコン…
自分と重ねるところがあって切なくなった。
ただ
良助は母と会い、勉強して夢を叶えようとしているところは自分とは違った。
母が地元へ戻り、
知人に息子の事を
良いように話しているシーン。
恥を隠…
清貧という言葉があるように、貧しく慎ましく生きることこそ美徳なのかもしれない。もちろん明日食うものにも困るというような状態になってしまっては大変だが、もう少しお金があれば欲しいものが買えるのになあと…
>>続きを読む 大号泣してしまった。流石に一人っ子かつ母に女手一つで育てられた身としてはちょっと直球すぎた。息子が言う「自分が何になるのか全然見当がつかない」を今現在体現中なのもまた然り。
ほんとでも、戦前小…
「人生の悲劇の第一幕は親子になったことにはじまってゐる」という芥川の言葉の、"なった"というところに重きをおく作家だとすればこそ小津を「国民作家」として語ることもはじめてできようもの(「家族は家族と…
>>続きを読む◎信州の母子家庭からの進学、敗残の東京物語
*1936年、小津の初めてのトーキー劇映画。
同年、小津は、歌舞伎座で六代目菊五郎が演じた鏡獅子の記録映画をトーキーで撮っていた。
*原作のゼームス・…
松竹株式会社