祇園の景色や京都の綺麗な景色が見れると思ったら、結構グロくて、終始悲しかった。
溝口作品はこれが初めてだけど、こういう作品をつくるんだと思ってびっくりした。批判性もあるのかなと感じたが、溝口自身が…
うーん、ヤクザな世界やで……
告発の件や芸能界で話題のニュースなどを見聞きする限りでは現状おそらく変わってないんだろうなあ…70年も経ってるのに。
みんなが並んで稽古するシーンで、若尾文子の首が…
芸者であることのプライドと苦悩が赤裸々に描かれる。
男に惚れられてなんぼの商売。けれど、自分を売り渡すことだけは決してしない。
だが、もし守るべきものを守るために、自分を売らなければならないとしたら…
声色と身のこなしが優美だなあ。日本舞踊をやると身につくんだろうか。
奥行きをもったショットで、通路とか簾の間を縫って、人物がビタッと狙ったところに現れたときに、美しさが電気のように鋭く走るというか…
祇園の街を行き交う冒頭の若尾文子を捉えた一連のショットからグッと引き込まれる。ほぼすべてのショットが自分の想定のちょっと意表を突いてくる感覚があった。かなり明確に男性の俗悪さを描いているけれど、それ…
>>続きを読む「口で言うのはやさしいが、辛いぇ」
厳しい姐さん(木暮実千代35歳)がアプレゲール全開なあやや(19歳)に振り回されて、逆に仕込まれていくシスターフッド。売春防止法の完全施行(赤線廃止)を控えた世…
お囃子の音色が遠くに聞こえる。くろうとの世界で生きることを決めたしろうとを、くろうとの常識や慣習で染め上げることと、しろうとの感覚を大切にさせること、果たしてそのどちらが残酷なのだろうか。現実を突き…
>>続きを読む溝口健二監督の観る
芸妓美代春の許に昔の客の娘
が舞妓になりたいとやって来
る。最初は断る美代春だが引
き受けることに
脚本 依田義賢
久しぶりまた観る
男社会の取引の道具として使われている
…