SFというジャンルは哲学を含むことが多い。
『猿の惑星』『ブレードランナー』『時計仕掛けのオレンジ』。
特に『2001年宇宙の旅』は哲学SFの金字塔だろう。
本作『惑星ソラリス』は『2001年~』と…
本作は「2001年宇宙の旅」と双璧を成すSF金字塔作品。監督のタルコフスキーは「映像の詩人」とも呼ばれ、叙情的な映像表現とともに、難解なストーリーが観るものを選ぶことでも有名ですよね( ;∀;)実は…
>>続きを読む無意識下で求める分身が現実に現れるという…
美しい映像に心底見惚れる。木々や水の色が深い。
最初のうち、ほんのちらっとだけ見える少女たちにすでに心が掴まれた。
深層心理、向き合うべくは自分、苦悩しか…
タルコフスキーの作品は交響曲に似ていると思うことがよくある。
彼が作品に好んで用いたのはJ.S.バッハ(1685-1750年)ではあるものの、その内実に近いのはアントン・ブルックナー(1824-1…
かなり面白くて観入ってしまった
SFの醍醐味的な絶望感というか、脳天ぶっ叩かれる感覚が久しぶりで鳥肌たった。
オチがホラーっぽくもあり、
救われたようでもあるからこの作品の示唆することは一概には正…
美しく壮大、けれどもその先の未来が不透明な世界で、失われた愛と生き続ける心の道筋を示す、ある種のSF"ロードムービー"。胎児周りの言及からも「2001年宇宙の旅」は意識していて帰着点も結構似ているよ…
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