DVDも持っているくらい好きな作品ではあったけど、劇場で観ると水音の豊かな表情とか、映画的(退屈)時間への没入具合とか、様々な点で全く違う映画として受け止められた。水の執拗なショットを通じて、リズム…
>>続きを読む宇宙空間で外に目を向けるのではなく
ひたすら内に自分自身が持つ迷宮的宇宙に
向き合い続ける。
逃げ場なしの2部構成2時間50分。
映画館でスクリーンで対峙できて良かった。
映画は虚構でありながら時に…
翻訳小説を読むのが苦手だったのだけど近年ようやく読めるようになってきたので、読んでみたかった有名な作品に少しずつ手をつけている。いまスタニスワフ・レムの『ソラリス』を半分くらい読んでいる。レムとタル…
>>続きを読むSFというジャンルは哲学を含むことが多い。
『猿の惑星』『ブレードランナー』『時計仕掛けのオレンジ』。
特に『2001年宇宙の旅』は哲学SFの金字塔だろう。
本作『惑星ソラリス』は『2001年~』と…
本作は「2001年宇宙の旅」と双璧を成すSF金字塔作品。監督のタルコフスキーは「映像の詩人」とも呼ばれ、叙情的な映像表現とともに、難解なストーリーが観るものを選ぶことでも有名ですよね( ;∀;)実は…
>>続きを読む無意識下で求める分身が現実に現れるという…
美しい映像に心底見惚れる。木々や水の色が深い。
最初のうち、ほんのちらっとだけ見える少女たちにすでに心が掴まれた。
深層心理、向き合うべくは自分、苦悩しか…
かなり面白くて観入ってしまった
SFの醍醐味的な絶望感というか、脳天ぶっ叩かれる感覚が久しぶりで鳥肌たった。
オチがホラーっぽくもあり、
救われたようでもあるからこの作品の示唆することは一概には正…