トマス・モアは『ユートピア』を書いて宗教的寛容を説きながら、この作品で描かれるような頑なさのために何人もの異端者を火炙りにしてきた人物で、だからこそ面白い人だと思うのだけれど、この映画ではその多面的…
>>続きを読む宗教って何のためにあるんだろうね。そんなもののために死んだり殺したり…美談…なんだろうけど、到底理解出来るものではなかった。そして一番狡賢い人が最後まで幸せに生きて…って、神も仏もないじゃんか。この…
>>続きを読む誰もが権力者の意向や大勢に流されるなか、たったひとり信念を貫く主人公の姿に気が引き締まる。
しかし、そんな彼が追い詰められる様は、現実のあらゆる集団の中で起きていることに通じていて、どうしようもない…
トマス・モアの伝記でもある戯曲の映画化。大法官時代は尺の中でかなり短い。もともとヘンリー8世が、1000日王妃・アンとの婚姻を認めさせるためのあからさまな採り立てだったのか。他人を式に来てくれたモア…
>>続きを読む本日の映画『わが命つきるとも』
U-NEXT
トマス・モアがヘンリー八世の離婚、アン・ブーリンとの再婚を許さない。
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モアは意思は曲げず貫き通す。
反逆罪で処刑される。
ポール・スコフィールドの…
1967年の第39回アカデミー賞で作品賞をはじめ主演男優賞など6部門を獲得した作品です。
作品の背景としては1500年代のイギリスでヘンリー8世が統治していた時代。
国王が愛人であるアン・ブーリン(…
第39回アカデミー賞作品賞
中世イギリス
権力に屈せず、信仰を貫くトーマス・モアの生き様を描く。
この辺の世界史には疎いので正直退屈でした。
しかし、ヘンリー8世があのエリザベス1世の父と知って…