冒頭から手際の良い誘拐と殺人にワクワクする。後半のぐんぐん活劇していく感じも最高。脱走からの、ホバークラフトの大迫力!
ワインの洪水の物量も最高。
とにかく移動するマイケル・ケイン。扉を閉じて開いて…
ややシナリオが錯綜していた。マイケル・ケインに対する悪役の思惑がボヤっとしているような。
夫婦間の関係性は魅力的だった。滑り台を転げ落ち、足にぶつかるミニカーがふいをつきつつ軋轢を醸し出す。帽子が落…
ドン・シーゲル特集8作品観終わりました。
後半4作品もそれぞれキラリと光るものがあるんだけど、前半の第十一号監獄の暴動と殺人捜査線がとても気に入ったので、前半VS後半は僅差で前半に軍配があがるでしょ…
小刻みなものから長回しまで、すべてのショットに意味がある。とくに、ジョン・ヴァーノンとデルフィーヌ・セイリグがマイケル・ケインの部屋に仕掛けを施す場面の長回しは、セイリグがコートを脱ぐだけで全裸にな…
>>続きを読む扉を開けて閉める→別の場の扉を開けて閉める というマッチカットの瞬間移動が何度も出てきて、移動してないようにも感じられて面白い。マイケル・ケインの住むメゾネットの内装やデルフィーヌ・セイリグの居る教…
>>続きを読む飛行機を飛ばそうとする子供に迫ってきてギリギリの位置で止まる車とか巨大で暗い倉庫?内が高速で入ってきた車のフロントライトで照らされブレーキと同時に舞い上がる砂埃だとかマイケル・ケインと妻のジャネット…
>>続きを読む諜報員の息子が誘拐され、手掛かりを追うもそこにさまざまな陰謀が張り巡らされて、一筋縄ではいかないサスペンスアクションで超面白い。ハメたりハメられたり、複数の思惑が常に切羽詰まった状況を演出し、何度も…
>>続きを読むマイケル・ケインにも若い頃があったんだなあ〜
カンヌとかで評価されるような「いわゆる芸術性」みたいなものを徹底的に排し、無駄を省いて省いて娯楽性を極限まで突き詰めた先に生じてくる別の芸術性、っていう…