蓮實重彦が指摘したラストのジョン・ウェインの台詞の根拠としての画面連鎖はまさにその通りだと思うが、ジョン・ウェインが幻視したであろうヘンリー・フォンダのラストは、当たり前だが主観ショットで提示される…
>>続きを読むめちゃくちゃ良い映画じゃないですかー
オルーク夫人をみんなで呼び寄せるところ、サーズデイ中佐が椅子に座るところ、新米兵士なんか、笑いどころがちょうどよく入ってくる。
新米兵士の教育が優しくて、…
見事なまでに嫌なやつヘンリー・フォンダ。悪役がよく似合う。
にこりともせずダンスしてるの最高。
そのパーティから抜け出して、ジョン・エイガーとシャーリー・テンプルのカップルがキスするシーンの美しい事…
ジョン・フォード監督、アーチー・スタウト撮影。
さすがにシャーリー・テンプルは愛らしく、誰にでも愛される彼女の存在をそのままフォードが映画に持ち込んだようである。
一方ヘンリー・フォンダにおいても、…
ヘンリー・フォンダが渋々ながらというか心ここにあらずといった調子でワード・ボンドだったかヴィクター・マクラグレンだったか、とにかくどちらかの妻と一緒に踊る場面があるが、他方でワード・ボンドだったかヴ…
>>続きを読むいわゆる 西部劇・騎兵隊の 娯楽作品ではなく、軍隊組織の特質を 描いた "異色作" だと言える。
(カスター中佐 の 第七騎兵隊 全滅(リトルビッグホーンの戦い)史実からの構想。)
軍人の"帰属意…
功を焦りまくるヘンリー・フォンダが敵味方の全方向から融通の利かないヤローだなって思われててウケる。古今東西、軍隊の特に美意識的な面において基礎を形成するのは、勝利ってよりは無謀な勇敢さ及び根性論って…
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