黒澤にとってこの時期三船がなぜ欠かせない存在だったのかは今作を見ると分かる。必然性がない部分は三船敏郎の三船性(主に顔)によって解決されている。こんなすごい俳優なかなかいない。
椿で前振りがあって終…
最高。東宝スコープの横長を利用した9人の侍の配置、槍の行列、三船の立ち振る舞いがとにかく気持ちいい。入江たか子、小林佳樹のコメディリリーフも素晴らしい。それに反応して首の後ろを掻く、障子の文字をなぞ…
>>続きを読むいやー完璧。
好みで言ったら『用心棒』の方が好きだけど、こちらも完璧な映画。
『用心棒』の続編で、昨日観た『赤ひげ』にも通ずる作品。
一つは、山本周五郎原作であること、二つ目は、三船が加山さんを…
ア、ハッピーニューイヤ〜!(ミフネ声で)
正月なので景気の良い黒澤映画を観ようと思い、本作と『用心棒』を観賞しました。
この2作は黒澤映画の中でもポップでキャッチーなシングル曲みたいなポジシ…
田中邦衛について、
三十郎に怒られすぎて、若い頃から負け顔演技がデフォルトになった結果、あの稀有な顔立ちが出来上がったに違いない。田中邦衛のポテンシャル一点であれは作り上げられるはずない。人工美だ。…
用心棒の続編かと思いきやそうじゃないらしい作品。
今作の魅力は短さの中に濃密に詰まった高いエンタメ性と美学であると思います。
アウトローな三十郎がかっこよく彼の殺陣と騙し合いでの頭脳戦が抜群の面白さ…
これもまたありえん面白い………………!!
「椿三十郎」という男のヒーロー映画であり、コメディであり、人間ドラマでもある。まさに三船敏郎のために撮られた映画だなと思った。
ボロ神社での三船の登場から…
年末になるとやっている印象。でも今年は三船敏郎生誕100年ということで関連の特番も多かった。
今年「レッドサン」の三船に感動。
先日、録画したものを観た。
黒沢監督のこだわりに凄さを実感。音楽、カメ…