このレビューはネタバレを含みます
ナチスとクルップ製鉄所の関係をヒントに、現代の「マクベス」(トーマス・マン『ブッデンブローク家の人々』も)として描かれた傑作。
ヘルムート・バーガーや「長いナイフの夜」に見る退廃美、数々の思惑と陰謀…
映画全体が危険で、官能的な雰囲気を帯びている。ナチを利用して権力を得ようとするもの、ナチに属することで己の欲求をみたそうとするもの、それぞれの欲望が絡み合ったときの悲劇。
マルティンは母の愛が欲し…
ストーリーは複雑ではないが本作を理解する為には幾つかのポイントがあり鑑賞前に準備しておかないと置いていかれる…
受動的に映画を鑑賞している人には向かない作品と言える。
まずプロイセン貴族で製鉄王の…
登場人物の関係性が複雑、かつ全体を通して説明不足が目立つ映画で、中盤過ぎるまで十分シナリオが把握できなかった。そのせいで謎にしなくていい部分が謎になってるケースが多いイメージ。。
名作だとは思うけ…
ナチスの台頭とともに、ある財閥一族がゆっくりと腐敗していく。その過程をここまで豪華で退廃的に描けるのはヴィスコンティだけだと思う。物語は家族の権力争いの形を取っているが、実際には一つの社会階級そのも…
>>続きを読む■ ドイツにドアノブは無い
ドイツがなぜナチスの台頭を許したか、というのは教科書に書いてあることはそれなりに納得できるが、あんなに頭の良い人間がたくさんいるのに、その過ちに誰も気がつかなかったのか…
ナチ政権発足後の鋼鉄財閥一族の権力争いを通して、当時のナチス、人間の欲望を退廃的に描いた作品。
序盤と終盤の食卓のシーンの比較が一族の退廃を非常に印象的に表現していたと思う。
ラストも印象的。マル…
過去鑑賞
ドイツ3部作の1作目。ナチスが確固とした権力を持つ前のドイツを舞台に、親族内の愛憎と謀略が描かれる。そんな事もあって、登場人物のほとんどの心が醜く、空気も重さを感じるシーンが多め。が、それ…
学生の頃に観て強く感銘を受けた作品。以来なかなか観返す機会がなく、記憶も薄れていたが、ついにDVDを手に入れて再鑑賞できた。結果はやはり圧巻であった。
不必要に感じるズームやクローズアップなど、カメ…