ドイツ零年の作品情報・感想・評価

『ドイツ零年』に投稿された感想・評価

atsushi

atsushiの感想・評価

4.0

『無防備都市』のラストは子供達のショットで終わったと記憶していますが、今作はあの時に感じた微かな希望のようなものとは全く正反対のラストを提示する。僅か3年の間にロッセリーニに何があったのか。それは今…

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村田

村田の感想・評価

4.0
🎞道を踏み外さざるを得ない敗戦後ドイツ
👍子供をとことん虐め抜く底意地悪い展開
エドムントが純粋な子だから大人達に翻弄されてるのが苦しいそして最悪な結末

同じ年(1948年)に公開されたフレッド・ジンネマン監督『山河遥かなり』とは好対照な作品である。モンティ演じる心優しいアメリカ人兵士が戦後失語症に陥った少年の心を開いていく一種のプロパガンダ作品であ…

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ねこ

ねこの感想・評価

4.0

安易な同情や憐れみなど、跳ね返されて粉々になりそうだ
本物の瓦礫や廃墟の無言の主張と、どこまでも身勝手な大人たち
戦争に大人に人間に、ロッセリーニは腹を立てていたのではないだろうか

法も倫理も関係…

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内藤

内藤の感想・評価

3.9

貧すれば鈍する
救いがない。教会からオルガンが聴こえてきて立ち止まるけどすぐに歩き出す心情が悲しかった。瓦礫の山と、そこを歩く痩せっぽちの少年。無責任な先生。都合良い時だけ子供扱いされて。痛ましかっ…

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子供っていいよな。素人使う方法ないかな
シネマ

シネマの感想・評価

3.7

敗戦から2年後のベルリンが舞台
倒壊した建物が生々しく映される
音楽はSFぽく聞こえるところもある
子供が誰に対しても嘘をつく事が生きるすべ

イタリアの監督ロベルトロッセリーニ、イングリッドバーグ…

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pier

pierの感想・評価

4.0

第二次世界大戦直後の廃墟のベルリン。
病弱な父、元ナチ党員で引きこもりの兄、身体を売る姉。
その日その日を何とか生きていく姿を、末っ子の少年の目線で描く。
『無防備都市』『戦火のかなた』に続くロベル…

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