てっきり『宇宙大戦争』や『惑星大戦争』と同じ系統かと思っていた。昭和特撮映画の中でもかなり真面目な部類。七五三。風邪薬ゼルゲンP。連邦国と同盟国。運転手。「株上がりやすかね」。石焼き芋…原水爆反対の…
>>続きを読む1961年公開。
劇中もそのまま戦後から16年経って復興した日本を映し出している。
この映画の世界は核の砲火に晒されて、救われることはなく終わる。
第二次世界大戦を生き延び、瓦礫だらけの焼け野原…
いたって実直に作られた反戦映画。第三次世界大戦が勃発するのはラスト数十分で、それまでは東西の激化していく対立関係と、主人公たちの平和な暮らしが並行して描かれる。穏やかな日常の背後にジワジワと忍び寄る…
>>続きを読む東宝版第三次世界大戦映画。
一見平和な日常の裏で軍事的緊張が徐々に高まっていく感じが秀逸。
同じテーマの『第三次世界大戦 四十一時間の恐怖』よりも特撮パートがしっかり作られ、また作り手の思想のゴリ押…
結局ラストの映画ではあるんだけど
そこまでの組み立て方が上手くて
希望や未来、将来の夢、人生は素晴らしいっていう羅列をしていって
上手ければ上手いほど悲しくなる皮肉
ラスト30分、そして10分は一…
覇権国家の夢破れまだ経済大国ですらない戦後16年の日本が描いた第三次世界大戦と人類最期の日。
西側東側とも言及できず、指導者の顔も見せないまま推し進められるストーリーは、及び腰とも映りこれでは核保有…