ほとばしるエネルギー、生命の躍動そのもの。「ザ・加藤泰」というタイトルでもおかしくない。
極端なクローズアップ! 異常なローアングル! 血のように鮮やかな着物の赤! 冴え渡る雪の白!
ドキュメン…
私にとっては『ざ・加藤泰』みたいな映画でした。夭折した天才・山中貞雄の甥である加藤泰監督のケレン味を楽しめる映画ではないかと。そしてものすごいリアルさ。血の通った人間がそこにいるという存在のリアルさ…
>>続きを読む演出は勿論のこと、叩きつける様の気迫や汗の飛沫に視覚的な楽しさがあり過ぎる。『フラッシュバックメモリーズ』よりも遠い世界に連れていかれた印象。「はずだった」という言葉の広がりにこそ最もロマンを感じる…
>>続きを読む和太鼓集団「鬼太鼓座」のPV要素の強いドキュメンタリー。
美術デザインが横尾忠則で和楽器+電子音の組み合わせなんて好きな要素しかない!
思ってたより映像や音の迫力は無くて、ある種のアンビエントミュ…
映画の醍醐味の1つは「現実離れした世界を覗き見ること」だと思う。この作品は鬼太鼓座の若者たちが音と演技で森羅万象や異次元を表現する。
しかし加藤泰は、その幻想的な世界を突如として崩し観客を現実に叩き…
キレのある踊りを観続ける映画。時折会話シーンが挟まれるが、その余りにも自然な言葉が彼らもまた同じ「普通の」人間として存在することを示す。衣装と振付。刀を抜いてからの銀杏の隙間から覗く赤装束のシーンが…
>>続きを読む八百屋お七の人形振りには目を見張った。音も映像もいろいろクドくて楽しい。
学生運動が収束しちゃったあとの、エネルギーの持っていきどころ。
自分はとことん下世話な人間なので、これどこからお金出てる…