通勤鑑賞471作目。
アキ・カウリスマキ監督作品はたまに観たくなる。大きな展開、ドラマティックな出来事は起こらないが、何となく惹きつけられるものがあるのだ。
全体に青い画面が冷たく乾いた印象を…
人生これからさ
絶望ばかりの夫婦、なのにどうしても明るい言葉に励まされる。
暗い世界でタバコの煙だけがふわふわと画面を上っていく。
救いがあるかどうかは辛い結果の先にではなく、人生の捉え方にあるの…
フィンランドの映画作家アキ・カウリスマキ監督作の初鑑賞。
本作は同監督作品の「敗者三部作」の第1作目と位置付けられているものだそう。ストーリーとしては、中年夫婦がそれぞれ失業することになってしまい…
酔っ払いが盃を煽る瞬間や拳を振り下ろす動作といった感情を誘導する運動を可能な限り排除しているのがいい。過度な表現がないから新オーナーのふてぶてしさや職安の嫌らしい態度が作品を負の方に引っ張っていっ…
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