この映画は、当時のルーマニアの社会情勢を知らないと理解し辛い。知っても?な所もありますが…。リアルディストピアな冷たい雰囲気が想像力を膨らます。観賞後に何故?を考えさせられる作品で、重苦しいが興味深…
>>続きを読む【鑑賞メモ】
夜の歩道橋。
切れかけの蛍光灯。
IDカード。
重くて、冷たい。
タイトルを除けば、状況のヒントが曖昧な序盤。状況が分かってからの急落と重苦しさ。ただそこで終わるのではなく、この大き…
とんでもない長回しとリアリズム、そして手ブレによる不安定な画面。灰色の画面に漂う緊張感に、終始目を釘付けにされ、これは凄いと思わず息を呑んでしまった。
特に彼氏の家での食事の長回しとラストカットがす…
お前はこんな状況でめっちゃ肉食えるんかい‼️💢💢
チャウシェスク政権によるナタリスト政策の犠牲となるのは当事者に限らないんだなと絶望した😭
もし逆の立場だったらガビツァはここまでしてくれると思えない…
”1987年 チャウシェスクによる独裁政権下のルーマニア。法律で禁じられたことを実行した勇気あるヒロインの物語”とは、この作品の紹介コピー。映画が始まって20分位からドキュメントを観ている感じで、ど…
>>続きを読むストーリーも映像も音も物凄くザラザラしていた。
クローズ・アップで主人公を撮っていて
主人公がカメラを置き去りにしてロング・ショットになるという絵は別に目新しくはないけれど、その撮り方はザラザラした…
暗い。徹底的に暗い。絶望感のみが残る。
カンヌ映画祭パルムドールを受賞したルーマニアの作品。
題材は異なるが、映画の空気は「ロゼッタ」に近い。
ルームメイトの違法中絶手術に協力するために奔走する…
社会主義時代末期のルーマニア、ホテルも寮も団地も、すべてが灰色で重苦しい。ストーリー自体も重くて救いようがない。オティリアの懸命の行動に対して、当事者であるはずのガビツァはどこか他人事で無責任である…
>>続きを読む「汚れなき祈り」が大好きなクリスティアン・ムンジウ監督の作品。カンヌ国際映画祭でパルム・ドールを受賞するのも納得です。とてつもなく生々しくて衝撃でした。
チャウシェスク独裁政権のルーマニアで、堕胎…