40数年ぶりにDVDで再鑑賞。
劇場で初めて観た時は、まだ10代だった。
母親に対してここまで酷いことを言う娘がいるのか、という印象が強く残った記憶がある。私も母との仲が特に良かったわけではないの…
このレビューはネタバレを含みます
観客と目が合いそうで合わない役者の視線は、純粋な第四の壁破壊よりも高度かつ残酷に、観る側の心理に訴えかける効果をもたらしている。自らの経験ゆえ娘側に強く感情移入したが、愛を信じ続けてきた母親目線で観…
>>続きを読むショパンを弾く母に向けられる羨望にも憎悪にも見えるエーヴァの眼差し。究極の対話。エーヴァが眼鏡を外すと、堰を切ったように言葉が溢れる。本当の彼女が現れる。狂気の沙汰。イングリッド・バーグマンとリヴ・…
>>続きを読む「ママにとって私は都合のいいお人形」
「ありのままの私では愛されず認めてもらえない」
「ママが望むことを言い、望むようにした」
「あの頃を思い出すと今でも身震いするわ」
愛されるために“望まれる自…
ドロドロ修羅場を介した女優らの演技バトル。
ベルイマン監督作品でも特にシンプルでわかりやすく、ストレートに面白い。
もっと母と娘が互いにグチグチ言い合うのを期待してたけど、娘の方がひたすら激重感情を…
リヴ・ウルマンの演技がすごい!
ハリウッド映画でしか見たことなかったイングリッド・バーグマンが、母国語のスウェーデン語で演技しているのがなんだか新鮮で不思議な感じだったけど、なんとこれが遺作だったそ…
すごい!人生ベストだ、おっそろしい……
演劇畑映画の頂上かも知れん。カサヴェテスとはまた異なる形での、スクリーンを満たす“顔面”の凶暴さ、演技の臨界点。親(バーグマン) - 子(ウルマン)のあいだに…
このレビューはネタバレを含みます
エヴァがピアノを弾くシーンで、母が感情なく評価する場面は、まさに「愛してほしかったのに、認めてくれなかった」というエヴァの痛みの象徴に見えた。
イングリッド・バーグマンの過去の華やかなスターイメー…