すごい!人生ベストだ、おっそろしい……
演劇畑映画の頂上かも知れん。カサヴェテスとはまた異なる形での、スクリーンを満たす“顔面”の凶暴さ、演技の臨界点。親(バーグマン) - 子(ウルマン)のあいだに…
このレビューはネタバレを含みます
エヴァがピアノを弾くシーンで、母が感情なく評価する場面は、まさに「愛してほしかったのに、認めてくれなかった」というエヴァの痛みの象徴に見えた。
イングリッド・バーグマンの過去の華やかなスターイメー…
こんな恐ろしい話に「秋のソナタ」というタイトルをつけるの凄いな。
ベルイマンはあまり見れていないけど、表情が垂直に交差するベルイマン・ショットの中でも一番スリリングだと思う。
「愛した人が家族だった…
凄い作品に出会ってしまった。
母と娘の愛憎のぶつけ合いのみで完走する凄まじさ。
最後まで緊張感が一切失われない気迫。もはや芝居の域を超えた何かが映ってる。魂の咆哮とはこのことだなと。
まさに血を分…
母、娘の演技合戦がヤバい
何か、人間の普段ひた隠しにしている底の部分を見てしまったような衝撃がある
何回見ても同じような衝撃がある
いやもしかしたら、そんな風に秘め事を見てしまったと思わされてしまう…
『秋のソナタ』(Höstsonaten Autumn Sonata)
「ママは自分を愛さない者を絶対に許さず私に愛を強制した。自分の愛情を口実にして。『あなたとパパとヘレーナを愛してる』そして愛…
◎ リブ・ウルマンの苦悩に満ちた顔が僕は大好きだ!
あと淡々と手紙を読み上げる風のシーンとか('冬の光'と被る)
眉毛が薄いと自虐的に語る,認める(その通り)ところもお気に入りだ。
迫真の演技シーン…
母と娘の告白はあまりにも不実な描写だと思うけど、でも同時にこんなにも対人関係を誠実に描いた映画もないと思う。
人と人が関わり合うということの緊張感の塊みたいな作品。
ほとんどが会話劇なのに、リヴ・ウ…