ヨーロッパに投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『ヨーロッパ』に投稿された感想・評価

5
3.5
カウントダウンと共に映画の中に取り込もうとする催眠やモノクロの中に垣間見える鮮やかな色が認識を混濁とさせ、奇妙な体験となる。トリアーにしては綺麗。

2025|84|34,50

第二次大戦直後、混迷のドイツフランクフルトを舞台に巻き起こるサスペンス
ベルリン・天使の詩のようなパートカラーの使い方、高度なスクリーンプロセスなど本作からトリアーの映画技法が完成してきたなという印…

>>続きを読む
hisauk
3.7

戦後のドイツ。ドイツ系アメリカ人のケスラーはドイツ復興のためアメリカからやって来た。そして大鉄道網ツェントローバの車掌見習いとして勤務することに。
ある日、車中でツェントローバの社長と娘カタリナと出…

>>続きを読む
レク
3.7

古典的な技巧(プロジェクター合成やパートカラー)で撮ったトリアーのヨーロッパ3部作の3本目。

催眠術風のナレーションで始まる冒頭と技巧の乖離は没入感を妨げるので逆効果だが、撮影技巧で魅了するという…

>>続きを読む
うさ
4.0
カウントダウンがクセになる

カラーのとこ以外は現実味がない世界なのか?

このレビューはネタバレを含みます

何だかギリアム味ある始まり方でワクワクしてたら、キングダム見といてよかったな、ヘルマーおじさんで笑える。
敗戦後のドイツ大変そう、白黒の古っぽい撮り方で、鉄道王の娘もレトロ感満点。音楽も合わせてる。…

>>続きを読む
3.2
こじらせる前のトリアー。オールドスタイルな視覚効果をさらりとこなすセンスの良さを感じる。
YoshiK
3.5
ラース・フォン・トリアー監督の作品ということで一筋縄ではいかないが、アナログな合成とか演出が面白かった


25-55

トリアーの初期作品

戦後ドイツを舞台にした寓話的映画だが、ストーリー以前に、映像実験に寄り過ぎて没入感を奪う。催眠術風ナレーションは斬新だが、観客を物語から遠ざけるため、感情移入がほぼできない。

>>続きを読む
ごぶ
3.5
トリアー監督の初期作。
映像にこだわってるかんじ。
モノクロやカラーを使いわけてて頑張ってる。

あなたにおすすめの記事