第二次大戦直後、混迷のドイツフランクフルトを舞台に巻き起こるサスペンス
ベルリン・天使の詩のようなパートカラーの使い方、高度なスクリーンプロセスなど本作からトリアーの映画技法が完成してきたなという印…
戦後のドイツ。ドイツ系アメリカ人のケスラーはドイツ復興のためアメリカからやって来た。そして大鉄道網ツェントローバの車掌見習いとして勤務することに。
ある日、車中でツェントローバの社長と娘カタリナと出…
古典的な技巧(プロジェクター合成やパートカラー)で撮ったトリアーのヨーロッパ3部作の3本目。
催眠術風のナレーションで始まる冒頭と技巧の乖離は没入感を妨げるので逆効果だが、撮影技巧で魅了するという…
このレビューはネタバレを含みます
何だかギリアム味ある始まり方でワクワクしてたら、キングダム見といてよかったな、ヘルマーおじさんで笑える。
敗戦後のドイツ大変そう、白黒の古っぽい撮り方で、鉄道王の娘もレトロ感満点。音楽も合わせてる。…
トリアーの初期作品
戦後ドイツを舞台にした寓話的映画だが、ストーリー以前に、映像実験に寄り過ぎて没入感を奪う。催眠術風ナレーションは斬新だが、観客を物語から遠ざけるため、感情移入がほぼできない。
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