2024-137
面白い実験的映画
世俗にある慣習とか法律とか自由とかって確かになんなんだろうね。
善悪の根底にある規定を疑うってあんまりしないんだよねやっぱり。
眼の前にいるのに迷子なんですと…
久しぶりに。便器のシーンが強烈に覚えていたけど、オヂサンからの卑猥すぎる写真、変人たちの集合する宿の一夜、モンパルスタワーからぶっ放す男、目の前にいる娘の失踪、などなどよくもまぁ、ってくらいのエピソ…
>>続きを読むブニュエル後期作品はスタイルの宝庫
皆が聖ヨセフに祈りを捧げ
毎日30分の瞑想を心がければ
全て穏やかになる
チャコールグレーのブリアリ
ミントグリーンのトレンチ、ブラウンベルベットスーツの洒落…
左右対称はもうたくさんだ
科学が敗北した領域で信仰が勝利
不条理をコミカルに皮肉し、シュルレアリスムな演出
自由になろうとして風習やならわしを変えるのはかなり難しいし、変わったとてまたそこからの自…
「自由の幻想」という、いかにもいわくありげな題名と、「今度は完全に自由な映画を作るつもりだ」と語ったと言われているルイス・ブニュエル監督自身の意図からして、これは一見すると何やら小難し気な作品である…
>>続きを読むルイス・ブニュエル監督
ジャン・クロード=カリエール監督
『自由の幻想』(1974)
あらゆる常識が反転したところにある「常識」。
そこには自由があるかと思えば、
新たな形式に束縛されてしまうと…
この映画は、ゴヤの絵画の再現から始まる。
ナポレオン率いるフランス軍によって、マドリードの市民が銃殺される場面だ。
ここで死を目前にした市民が、自由くたばれと叫ぶ。
それに端を発して、この世界から人…
いくつになっても1人でシュールな映画観てシニカルちっくに爆笑してたい。映画はこんな風に、最後まで常識と道徳をぶっ飛ばして、変態的な熱を帯びながら鎮座していて下さいと思う。
「海はもはや海ではない」…