自由をテーマにしたブニュエル監督のコメディ作品。作中の人々は現実の理から外れた正しく自由な反応を見せる。一騒動終えると小話の主人公から脇役へと焦点が移り、それが新たな主人公となる途切れのない展開が行…
>>続きを読むすごい。
あまりにシームレスなオムニバス。
あまりにも不条理なお話。
「自由くたばれ!」
そんな一節から始まるこの映画だが
映画という名の嘘と魔法。
あまりにも自由奔放な手法を用いて真理を語る。そ…
【1977年キネマ旬報外国映画ベストテン 第3位】
ルイス・ブニュエルの不条理劇。モニカ・ヴィッティ、ミシェル・ピコリなどが織りなす群像劇。
頭がおかしくなるかと思った。ロイ・アンダーソンの世界に…
2023 7
石像に チョッパー食らう エロ大尉
「自由くたばれ!!」
から次々とシュールに展開されるブニュエルによるおふざけコント集。
・観光地の写真を卑猥だと騒ぐ
・警察の…
このレビューはネタバレを含みます
食事さえ恥。だと苦しんだ若かりし頃の私の心を撫で回してくれたり。
自由こそ平和。とか信じたい私の頬をペチンとビンタしてくれました。
そして高貴で可愛い映像。好き。
自由の象徴といえば空を飛ぶ鳥?…
夢幻の数珠繋ぎ奇譚集。シニカルで含蓄ありという幻想。一連のエピソードの乗り換えがスムーズかつ、ギリギリ耐えれる尺感。
夢のような現実、宿の賭博修道士・甥っ子おばさんラブ・突発ドン引きSM、悪態警察授…
奇想から奇想へと、極細の偶然でリレー形式につながれるブニュエル&カリエールの夢の跡。完全に自由だと思いきやつながれていた。ゴヤの『マドリード、1808年5月3日』の着想にはじまり、現代フランスの学生…
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