このレビューはネタバレを含みます
「8 1/2」(1963)
フェデリコ・フェリーニ監督
スランプに陥っている映画監督グイドは新しい映画の構想を練ろうと温泉地へゆくが、そこへ映画の製作スタッフやマスコミや愛人や妻などがバタバタと押し…
20年ほど前に観たが挫折した映画
現代、考察やネタバレなど色々な情報が簡単に手に入る中でとりあえず観てから他の人の意見などと擦り合わせればいいかと再び手に取ってみた
映像への賛美は20年前も、今…
現時点の自分の感性からは観てよかった作品だと到底言えないが、「混沌」を構成するアイデアやスケールには脱帽。凡庸なショットがなく、視覚的にとても面白い。
メモ
・ヴァルキューレの騎行が流れるシ…
20230829 086
フェリーニの映画論。と言うか監督としての苦悩の告白。前半は享楽的で夢のような芸術家の世界。正妻が登場してからの後半は妄想と夢想、虚構と現実が入り混じる、終わらない夏休み、と…