昨日鑑賞した『東京物語』よりもメッセージ性、あるいは物語が強く働いていた分、一人一人の役者、とりわけ原さんと笠さんの演技がより見ものとなっていました。親から巣立つという普遍的なテーマを描く上でこの作…
>>続きを読む小津映画の特徴ともいえるローアングルの固定カメラ、登場人物たちの静と動をより際立たせその一挙一動が感情のメタファーになる、素晴らしかった
特段事件が起こるわけでもないシンプルな話で面白いよりかは退屈…
『東京物語』と並んで小津の最高傑作と名高い今作をようやく鑑賞
特有のローアングルだけでなくダッチアングルやジャンプカットを使ったり、同じような日本家屋を他の作品でも沢山使ってるのに初めて見る構図が沢…
戦後を、まるで感じさせないのが、映画らしい。
戦後4年。はたしてどんな時代だったのだろうか。
なにせ、ドイツ零年の公開の翌年の作品である…。
日本の心、とでも言えるものを繋ぎ止める役割を担った作…
紀子三部作の第1作目。
戦後間もない1949年の作品であり、鎌倉、京都中心に美しい日本の原風景を満喫できる。
それだけでも価値があることではないでしょうかねぇ。
熱烈に小津作品ファンであることを公…
なかなか嫁がない娘をなんとか嫁がせようとする父親の奮闘記。
いま観ると家父長制や父と娘の怪しい関係性など時代的に「?」となってしまうがそれでも名作であることに変わりはない。
縦と横の線が覆い尽…