〖1940年代映画:小説実写映画化:人間ドラマ:松竹:ATB:日本名作映画集〗
1949年製作で、広津和郎の小説『父と娘』を実写映画化で、小津安二郎監督による『紀子三部作』の第1作にあたる人間ドラマ…
父子家庭の娘を嫁に出すお父さんの話。
娘もお父さん好きすぎなので、この親子多分共依存親子だったのかもしれない。
嫁に行くのが女の幸せだった昭和20年代。
あれだけ周囲から嫁嫁と言われたら行かざるおえ…
ちょっとファザコン過ぎて感情移入に欠ける部分もあったが、思い込み過ぎて父娘どとらも自殺するんじゃないかくらいの形相だったし、常に嘘をついているようで返事の仕方が軽かった。かといって感情の高低を爆発…
>>続きを読む4.5年前に大学の授業で観て、今回2度目の視聴。
型にはめられてしまう時代の中でも、こういう愛情や温かさの形があったんだなと知った。
その中で描かれている、人生の順序に伴う幸せと寂しさは今でも変わら…
能を観た帰りの二人が左右に分かれて映し出されるシーンにそれぞれの人生を歩む事を現しているようでドキッとした。
そしてラストの家の灯りが一つだけ付いて服を脱ぐところなんて、とても一人になった感が伝わ…