圧倒的な映像美ともの悲しいアコーディオンの音色で運命に翻弄されたエレニの悲しみがいっそう際立つ。テオ・アンゲロプロス監督の作品は3作目。徹底して美しく描かれた悲劇は、失い続け、奪われ続けたエレニの人…
>>続きを読むリュミエール兄弟の『ラ・シオタ駅への列車の到着』のような列車、『港を離れる小舟』のような小舟が見られると言ったら、クサくオーバーな表現かもしれないが…ただただ素晴らしい大傑作。
そのワンショットワ…
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今も悲嘆の声が、絶望の叫びと銃声が聞こえる。
少年の手を求め、すがる。
傷の癒えない街。音楽の溜まり場。
孤独に苦しんで、恋に狂った。笑って泣いた。
夜も昼も1人。
憶えてる?いつか2人で河の始まり…
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テオ・アンゲロプロス監督作。
ロシア革命によって難民となったギリシャ人エレニの波乱の半生を描いたドラマ。
本作は「20世紀三部作」の一作目として製作されているが、アンゲロプロス監督の急逝により二部…
湖畔舟白ドレス,劇場難民ハウス,父親舞台上咆哮,楽団包囲,港掘立て椅子,ウーゾ,線路大量シーツ干し,焚き火アコーディオン,セーラー双子子供,多数憲兵追手,室内自転車横切り,室内黒椅子山,黒旗イカダ喪…
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