戦闘シーンのない戦争映画。原題は『King and Country』で、国家を批判するメッセージなのかと思う。
戦地から脱走を試みた兵士ハンプが軍事裁判にかけられる話。彼を弁護する大尉(ダーク・ボ…
このレビューはネタバレを含みます
イギリス陸軍のハンプは志願兵で3年も勤めを果たしていた。脱走したことにより戦地で軍事裁判にかけられることに。
上官であるバーグリーヴス大尉がハンプの弁護士にあたり、脱走の経緯やハンプの価値観、心情…
人殺しという社会の倫理に反した行為がまかり通る戦争で人間の罪を裁く裁判をおこなう不条理。しかもその罪は家族が恋しくなったための単なる脱走罪なのに、建前論にこだわる上層部はちゃんと調べもせず主人公を重…
>>続きを読む"戦場での1人の命の重さとは"
ジョセフ・ロージー監督の怒りに満ちた反戦映画。ジャケ写に一目惚れしました。カッコいい!
戦争という極限状態では、平時には考えられない何かが支配するのでしょうか。
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アメリカの赤狩りでイギリスに亡命したロージー監督の「召使」(1963)の次作。主演は「長距離ランナーの孤独」(1962)が印象的なトム・コートネイ。日本では1966年にATG配給で公開。
第一次世…
「ジャケ写が素晴らしい」シリーズ
過酷な戦場で戦う兵士たちの尊厳を描いていて、人権とは人間のいのちとは考えさせられるつくりになってる けど、主人公バカだよな〜... まあ実際普通の人が戦場に放り…