ジョセフ・ロージー監督作。
イギリスの作家:ジェームズ・ランズデール・ハドソンの1955年発表の小説を基にしたジョセフ・ロージー監督作品で、一次大戦に従軍する英国兵士の過酷な運命を描きます。
一…
戦争シーンのない戦争映画。
こうかくと、『十二人の怒れる男たち』に似ているきもしなくもない。
正直にすべてを話しても罰せらる男、裁判の悪い仕組みなど理不尽が多い。
反戦映画としてメッセージ性が強い…
戦闘シーンのない戦争映画。原題は『King and Country』で、国家を批判するメッセージなのかと思う。
戦地から脱走を試みた兵士ハンプが軍事裁判にかけられる話。彼を弁護する大尉(ダーク・ボ…
このレビューはネタバレを含みます
イギリス陸軍のハンプは志願兵で3年も勤めを果たしていた。脱走したことにより戦地で軍事裁判にかけられることに。
上官であるバーグリーヴス大尉がハンプの弁護士にあたり、脱走の経緯やハンプの価値観、心情…
人殺しという社会の倫理に反した行為がまかり通る戦争で人間の罪を裁く裁判をおこなう不条理。しかもその罪は家族が恋しくなったための単なる脱走罪なのに、建前論にこだわる上層部はちゃんと調べもせず主人公を重…
>>続きを読む