あの『サウンド・オブ・ミュージック』のロバート・ワイズ監督が撮った幽霊屋敷もの。霊が画面に一切登場しないのに霊の存在を感じさせる演出が見事。さすがは巨匠。
『サンゲリア』のリチャード・ジョンソンと…
幽霊屋敷映画において一番重要なのはお化けがどう人々を怖がらせるかという点だと信じて疑わないような単調なホラー映画(インシディアスとか。ちゃんと怖いし別に嫌いでは無いのだが。)がたくさんあるが、そのよ…
>>続きを読む『ウエストサイド物語』(1961)を撮ったロバート・ワイズによるポルターガイスト系のホラー。ロバート・ワイズは『ウエストサイド物語』を当てたばかりなのに、100万ドルという小規模な予算しかもらえなか…
>>続きを読むロープをお盆にいれて螺旋階段をのぼり、ブラーンという足だけ見える演出。
タイトルインと「THE END」の出方よ。
少女が老婆にかわる。
歪んだドア。
幽霊屋敷にそれぞれ特異体質の女性2人が集めら…
有名な扉がぐにょーってなるところとか、マネーペニーの人の映り込み方とか、怖い映像も巧みなんだけどそれよりも、魅入られた人が勝手に狂って死んでいくそれこそ「たたられ」てる感じがじんわり怖い。その「勝手…
>>続きを読む携わった者が不審な死を遂げた幽霊屋敷に赴いた男女4人が超常現象に遭遇する様子を描いた作品。
冒頭のショッキングな死の見せ方や不穏な老化からただならぬ異様さを感じ引き込まれた。
心霊映画であるにも拘ら…
霊を映さずして霊を表現するホラー演出の基礎を作り上げた名作として知られるが、真に注目すべきは巨匠ならではの会話劇のカット割りの精確さかもしれない。登場人物の恐怖や困惑を細やかに捉えているからこそ、心…
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