「出る」との噂が絶えず、そこに住んだ人が必ず3日以内に出ていくというイカニモな幽霊屋敷に目をつけた文化人類学者が、心霊現象を証明しようと、シックスセンスを持つ女性2人を連れて屋敷の調査をするお話。
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クラシカルな家ホラー
カメラワークが面白く絵的にキマってるシーンが多い。
主人公の独白がめちゃくちゃ入ってくる。せっかく映像いいんだから言葉そんなにいらないよって感じ。
また主人公ともう1人の女ど…
【邪悪なものは心の隙間に入るのが上手い】
"曖昧さ"がキーワードになっていて、ジャック・クレイトン監督の最高傑作「回転(1961)」に影響を受けているように感じます。
不気味な螺旋階段や首吊り死体…
映画という映像で記録する媒体で、存在や概念が曖昧なものを表現するというのは難しい作業だと思う。なぜなら映像を撮影する機械はそんな具体的な肉体の無いものは無いものとしてそのまま提示するから、だったらそ…
>>続きを読む配信はしてなくてDVD借りてやっと鑑賞。
「屋敷系ホラー」、「ポルターガイスト物」の元祖的な作品になるんでしょうか?
Jホラーの作り手の方々がお手本にした作品に本作と『回転』が挙げられることが多…
ウエストサイドストーリーとかの監督さんが撮った洋館ホラー。率直な感想は全体的には冗長という感じ。
なんで借りたんだかもよくわからなかったので色々見てみましたが、要するに有名監督が手がけた洋館ホラーの…
カメラワークに音と音楽、そして照明に加えて役者の演技で正攻法正面切って観せるホラー。
特撮やCG一切無しのお化け屋敷物語で、お化け本体も登場しません。
つまり直截的な表現を抜きにして、周辺現象のみで…
このレビューはネタバレを含みます
アメリカン・ホラー、古典中の古典。
全てのカット、アングルが計算し尽くされ、興奮する。このフレームに封じ込めた空気が凄い。明らかに、その空間、そのセットに何かが下りてきている。
アカデミー賞を総ナ…