召使いの女も母親も自分が悪いと心の内を告白するが、父親は「罪のありかは神のみぞ知る」と許す。父親は神の沈黙を嘆くが許しを乞う。「でないと自分の行いに耐えられない、生きてゆけない」からだ。映画は原初的…
>>続きを読む映画のストーリーはわかりやすい気もするが、見せ方、がすごい。カエル、呪い、神、そして映画の音。喉の鳴り方だけを拾う感じもすごいし、最後鳥が泣き、川の音がしているのもすごい。自然と人間と神の対比にも思…
>>続きを読むこ、これはどうなんだ…なんてこった…
とんでも映画を見てしまった。
まぎれもなくBest of Bestになっちゃったねコレ。
もはや詳しくは語るまい。見るしかないのだ。
久しぶりに見終わった後に虚…
”沈黙三部作”の前作に当たり、ベルイマンの生涯のテーマ「神の沈黙」をまたもや反復する今作。”死”と”人間の魂”の象徴としてのカエル、死の神オーディンの使いである八咫烏を想起させるカラスのアップ、「ル…
>>続きを読む中世の北欧を舞台に陵辱の果てに命を奪われた少女の悲劇と、彼女の父親による復讐が描かれる。
モノクロームが映し出す人間の光と影。
神と俗。
処女と非処女。
穢れのない純粋無垢な白と他者を恨み妬む邪心…
この時代の作品に直接的な残酷なシーンがあって、油断していた私は少しダメージ。「神の沈黙三部作」につながる神の不在をテーマにしているけど、わりといつもベルイマンなりの神(答え)を描いているところが良い…
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