キリストの受難と人々の回心、悪の敗北がこざっぱりとまとまっている物語。
キリストの死によってもたらされた愛の泉。その愛に誓い、永遠に乾くことのない水を与えられた人々の罪が清められるという、キリスト…
巨匠イングマール•ベルイマン監督作品鑑賞18本目、まだまだです。
大尊敬で愛してやまない監督なので、1作品づつ大切に観ています。
かなり久しぶりの鑑賞なので、監督のことを思いながら、どのシーンも気…
恥辱と復讐、罪と贖罪を、冷徹な映像で活写したイングマール・ベルイマン監督の問題作。
無垢と汚れ、信頼と恨み、光と闇。
あらゆる対比が両極に振れ、残酷な運命を呼び起こすが、神は沈黙したまま。奇跡が溢れ…
このレビューはネタバレを含みます
物語自体はとてもシンプルだが、ベルイマン監督らしい寓意的な描写の多い作品だった。
16世紀のスウェーデン。
両親から寵愛を受けて育ったカーリンは寝坊でミサに遅れてしまい、下女のインゲリと共にロウソ…
スウェーデンの巨匠、イングマール・ベルイマン監督の『処女の泉』が2024年の映画納め。
敢えて古典映画をチョイスしました。
世界三大映画監督としても名高いベルイマン。
敬虔なクリスチャンの家族の悲…
イングマールベルイマン監督作品。
久しぶりに再鑑賞。
ベルイマンの一つの到達点であり、世界映画史に残る名作。神の沈黙をテーマとしたシンプルながら骨太なストーリー。美しい映像と構図。俳優陣の迫真の演技…
冒頭の着火は、下女の怒りと呪いと怠惰の炎だった。キリスト教を盲信する大家族へのアンチテーゼ。その願いがかなったかのように、大切な娘は悪魔の3使いに襲われ惨殺される。神より大切に思っていた娘を奪われた…
>>続きを読む心底愚かな人間という生き物の闇を垣間見る
嫉妬、欲望、復讐。
人間の心の闇をグロテスクなまでにありありと抉り出す胸糞ドラマ。
でも凄くリアルだ。これは人間そのものだ。
胸糞だけど不条理じゃないとい…
好きですね。
映像の美しさは抜群ですね。ファーストシーンの火を炊くところで凄まじさを感じます。しかし、ストーリーは非常に厳しいですね。登場人物たちの動きに沈黙を見せる神、この俯瞰の目線が観客の目線だ…