kojikoji

ダメージのkojikojiのレビュー・感想・評価

ダメージ(1992年製作の映画)
3.5
#1459 2023年461本目
1992年 イギリス🇬🇧/フランス🇫🇷映画
監督:ルイ・マル
脚本:デビッド・ヘア
原作:ジョゼフィン・ハート
撮影:ピーター・ビジウ
美術:ブライアン・モリス
音楽ズビグニエフ・プレイスネル

「もう不倫映画は卒業したので観ない」と書いたのは、確か2日前のことのように思うが、舌の根も乾かないうちに、また観てしまった。
ルイ・マル監督映画で、ジュリエット・ビノシュ主演なのだ。
言い訳にならないか。

それにしても、酷かった。もう観ないと決めた不倫映画を観た代償は酷かった。
この主人公の男の気持ちがさっぱりわからない。確かにジュリエット・ビノシュは魅力的とは思うけど、謎も抱えているし。
しかし一目惚れしてあんなに夢中になるかなあ。
私には、それはないの連続だった。
特に最後、あの鍵を取らないか⁉️
それはないだろう。
酷い映画だった。(映画そのものが酷いのではなく、物語がひどいのです)


国下院議員のスティーヴン(ジェレミー・アイアンズ)は妻・イングリッドとの関係も良好で幸せに暮らしていた。息子のマーティンにはまた新しい恋人ができたことを聞く。
そんなある日フランス大使館主催のパーティーに参加したスティーヴンは、そこでマーティンの恋人だという若い女性・アンナに声をかけられ、一目で彼女に惹かれてしまう。

一目惚れに近い感情を抱いたスティーヴンにアンナも意味深な近づきをしてきて、その勢いで肉体関係を結んでしまう。二人は不倫な関係を続けることになる。
しかし、アンナとスティーブンの関係はその後も順調に進み、ついに結婚することになるのだが。

スティーブンはそれでも、彼女を断ち切れない。彼女は彼に会えるから息子と結婚するという。
こんな話を信じるか?それでこの後どうするつもりなのか?
こんな恋愛したことないので、気持ちがわからない。
それは行くつくところまで行くことになるに決まっている。そしてやっぱり悲劇が。

ところが酷い映画だったのだが、音楽がやたら良かった。騙されてしまいそうになるぐらい。
音楽はズビグニエフ・プレイスネル。
トリコロールシリーズなどを手掛けている。

追記
全然関係のない話だが、私のレビューは10本続けて男と女のジャケ写になっている。
もしかしたら、潜在的に愛情に飢えているのか?10本目なんか特に…そんなことはない😄
kojikoji

kojikoji