すべてが狂ってるに投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

『すべてが狂ってる』に投稿された感想・評価

A
4.7

不良×暴走×Jazz
素直になれない真っ直ぐヤンキー、カーブも曲がれねぇし
戦争を経験した親と戦後世代の子供の世代のギャップ

とにかくカメラワークやばい
砂浜で襲われた時のカメラマンが支点になって…

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あ...
4.2

リアルグラセフ。死ねば警察は追ってこないという完全犯罪。

明らかにヌーヴェルバーグを意識したゲリラ的な撮影でしたが、そんなことよりも突っ込みたいところがたくさんあります。

あのとしみの泣き顔とい…

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以下素晴らしかったシーン
冒頭の長回し
逃げる次郎と女の会話で見せるアクション
殺しに至るまでの強迫的な切り返し
海辺で女が追いかけるときのズームインとアウトが繰り返し
ラスト近くの母親と次郎のカッ…

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4.8

戦中の親と戦後の子との世代の断層。全てが狂ってると言うしかない混乱と、それでもなんか元気だなぁー、と令和から見ると思っちゃう昭和の新宿。そして葉山の賑わい。ところどころでやっぱり狂ってる清順節。禰津…

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otom
4.8

このところ、20年くらい前に清順レトロスペクティヴで観た日活時代ものばっかり観てるけど、やっぱりどれも面白い。日本が、新宿が、葉山がほとばしってて、その熱量だけでクラッと来る。筋としては戦中と戦後派…

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母親の愛情に飢えている不良少年(川地民夫)が、世間ズレした売春少女と意気投合しながら、行き場のない怒りをぶちまけていく。60年代前期に隆盛した、ビート族を背景にしている、ヒューマン・ドラマ。一条明・…

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もち
4.3

タイトでクールで流れるようにスタイリッシュなショットの連続。

新宿に葉山に昭和のスノッブな学生の匂いがぷんぷんする。

次郎は指をしゃぶるのが癖→おしゃぶり代わり→マザーコンプレックス。

吉永小…

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TGK
4.2

割と初期の作品ということで、いわゆる清順美学的な味は薄いが、若者映画としてかなり面白い作品だった。
悲観的でニヒルな不良の川地民夫が、遊園地の観覧車で中卒で健気に工場で働く友達の青年のポジティブな人…

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ちょろいもんで最初のシーンだけでおもろすぎるーってなっちゃう。ヌーベルバーグぽさと成瀬小津的な日本の家が共存する。
5.0

主人公の父親は戦争で死んだ。
母親は自分を育てる為に
妻子のある大企業の男と寝てる。
その大企業は、父親を殺した戦争で使われる兵器を作っていた。

狂ってる
すべてが狂ってる

不良グループ達の溜ま…

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