サイレントの活弁入りの映画を観たのは初めてだったが、なかなか楽しめた。音質の悪いトーキー映画よりも、かえって聞き取りやすく、文字も出るので、内容が明確に把握できる。物語としても、地方回りの演劇一座と…
>>続きを読む小津安二郎の戦前サイレント映画。小津安二郎の特徴である家族ドラマで、構図やカットも戦後に近くなってくるのがこの頃。
小津安二郎の「小津好み」は初期はアメリカ風だったのだけれど、徐々に和風になってく…
※U-NEXT登録作品は2023.4現在、松竹製作の「音声版」(サウンド有。倍賞千恵子、寺田農がナレーション担当)である。またFilmarksでは上映時間が118分となっているが86分の誤りである(…
>>続きを読む活弁入り、白黒 味があります。
だるまに目をいれる日は来るのだろうか?シンプルな起承転結で見やすく、物語りを組み立てる上での基本を感じる作風。"男はつらいよ!寅さん"の原型にも納得です。
トーキーなのかと思いきやサイレント映画で活動弁士が主役だった。びっくりした。活動弁士の語りが主で活動写真が従。こんなに存在感があるものだったのか。『落語THE MOVIE』観てるみたいだった。活弁士…
>>続きを読む後に『浮草』としてセルフリメイクされる。モノクロ+サイレント(活弁:松田春翠)。カラーフィルムや俳優でやはり大映セルフリメイク作の方がパワーがあるが、ストーリーはオリジナルの時点で完成しているしキャ…
>>続きを読む小津自身の手によってリメイクされた🎦浮草のオリジナル。構図とシナリオの完成度の高さはこの頃から伺えるが、やはりカラーの完成度の高さに比べると若干の見劣りがする。それもこちらが先なのだから当然ではある…
>>続きを読む小津のサイレント喜八もの第二弾(第一弾は「出来ごころ」)。旅芸人一座の座長喜八(坂本武)が昔の女(飯田蝶子)の家に行く。女に産ませた息子(三井弘次)も成長して優しい叔父さんと信じてる座長と仲睦まじく…
>>続きを読むマツダ映画社