フェリーニの、自身による回顧色が強い作品。日本のテレビ局によるインテルビスタ(インタビュー)により、過去とフィクションが交錯する。マストロヤンニとエクバーグが「甘い生活」を鑑賞したり、ある意味、人生…
>>続きを読むずっと観たいなあと思いつつレンタルにも配信にもなくて観られなかったのだけれど、いつの間にかBlu-rayが発売されていたので購入。
1画面の中で大人数がてんでばらばらに行動しているので、繰り返し観…
名探偵津田だったら頭おかしくなっているであろう、複雑な(というか自由自在な)構造の1作。日本の撮影クルーがフェリーニにインタビューし、当人が過去の思い出やアレコレを語るという筋だが、フェリーニが”撮…
>>続きを読む買って積んでたBlu-rayを消化。
あたおか。よくこんな頓知気騒ぎを描けるわ。
映画内現実と映画内映画が繋ぎ目がわからんくらいにシームレスに溶け合っているのが面白い。
チネチッタの風景が収め…
全く意味の分からない撮影に誰も困惑せずに付き合っているということが、映画作りを“祭り”として成り立たせている。
マストロヤンニとアニタ・エクバーグがパーティの参加者が見ている方向とは別に、二人だけス…
晩年のフェリーニが演出の舞台裏を見せる、というよりも、若き日の自分を含めた、映画都市チネチッタに集う若き日の映画人たちへの愛を込めた映像詩。
即興で撮った部分もあるのだろう。どの場面にも作り手の楽…
説明もなく人が集まってきて映画が始まり、誰もいなくなって終わるのめちゃカッコいい。「道化師」と同じ偽ドキュメント方式。撮影所を舞台に、過去の思い出と進行中の撮影、テレビの襲撃による斜陽までを描く。わ…
>>続きを読むフェデリコ・フェリーニ監督作品。
フェデリコ・フェリーニがカフカの『アメリカ』に着想を得た作品を撮影しようとしたところ、日本のテレビクルーがインタビューに訪れ・・・という話。
チネチッタ撮影所50…