そういえば、この原作小説はすごく感動したんだけど映画は見るのは初めてだった
小説の方ではもうちょっとミスケルソンが年増で、主人公と10歳違いくらいかなというイメージだったけど、映画だとエマ・トンプ…
大人だなぁ。大人の愛だなぁ。
アンソニーホプキンス演じる執事は仕事は完璧だけど、女性に対しては不器用なのかな?
仕事に生きる、女性と関係は持たないと心に誓っていたのかな?でもラブロマンス小説を読んで…
「執事が真に喜びを感じるのは、雇い主に全てを捧げて仕えられた時です」
執事としての高い誇りを持つスティーブンスだが、耄碌した父を雇うといった人間臭さがあって親しみを覚える。
時代は第二次大戦前後…
自身の犠牲を犠牲とも思わず仕事が全ての人生。すごい人もいるもんだ。正直、嫌々仕事をしている自分の生活からは想像がつかない感覚。しかも、主人からも同僚からも頼りにされ、大きなお屋敷を執り仕切っている。…
>>続きを読むすごく上品な作品だった。
アンソニー・ホプキンスは初めて観たのが羊たちの沈黙だから、こんな紳士な執事の役はどんな感じなんだろうと思ったけど最高に良かった。俳優さんすごいな。
もどかしいわけではなくて…
カズオ・イシグロの原作小説をかなり忠実に実写化していて凄く見やすかった。
人間関係には不器用だけど仕事熱心なプロフェッショナルの執事をアンソニー・ホプキンスが演じていたのだが、この人意外はいないだろ…
◆英国で侍ふ◆
原作はカズオ・イシグロ『The Remains of the Day~日が暮れる前のひととき~』
5歳まで長崎で過ごしたイシグロは渡英後27歳で帰化し、35歳本作で英語圏最高の文学賞…
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