舞台はベルリンの壁が崩壊する前の東ドイツ。社会主義国家の思想の元、反逆者を監視して、取り締まる国家保安省、通称シュタージのヴィースラーは、劇作家のゲオルク・ドライマンの監視を任される。
正直言って…
昔ベルリンの壁があった事を思いだした。
そんな時代があったことを忘れていました。
1984年ドイツが東西に分断されていた当時の東ドイツが舞台の話。
反体制を盗聴するような社会だからか前半は淡々と話…
・なぜあのソナタがここまでヴィースラーの心を動かしたのか。無表情の裏で演出家の境遇に心を痛めていたのかもしれない。そして、ドライマンのことは守ろうと思った?
・真実を知ったドライマンもラストのヴィ…
反体制の疑いがある劇作家とその恋人を監視(盗聴)する大尉
ベルリンの壁が崩壊するまでを描いたスリラー。
世の中にはお化けや病気の他にこういった時代背景という怖さがある事を改めて痛感し、それと同時に…
このレビューはネタバレを含みます
「この曲を本気で聴いてしまったものは、悪人にはなれない」
善きひと、ヴィースラーはきっと私たちでもある。
コヴェナントを観たときも
『マクロではなくミクロでもモノを見ること』と感想に書いた記憶があ…
ドイツといえばサッカー、ビール、ソーセージ。その昔東西に分けられていた事なんて、ふと忘れてしまいそうになる。
そうだった。
1つの国が東と西で分けられ、自由に行き来出来ない時代があったのだ。
1…
© Wiedemann & Berg Filmproduktion