南イタリア、カラブリア地方、山深い村が舞台。
全編88分、セリフは一切なし。
自然の音、動物の鳴き声などで物語は綴られ、
牧夫→仔山羊→大木→木炭と主役をバトンでつなぎ。
大きないのちのサークルが…
命は循環している。
人間は自然や動物を思うままに利用することができるけど、それをし続ければいずれ地球は壊れる。現に既に壊れている。
自然の美しさや動物の無垢さに感銘を受けて単にハッピーな気分でこの映…
[四つのいのち、生命の繋がり] 80点
傑作。最新作『洞窟』が素晴らしかったので…と調べてみたら、なんと同作は本作品に続く監督三作目だったのか。エゲツない才能だな。本作品は題名の如く、人間/羊/巨…
南イタリアの山間の村で暮らす山羊使いのおじいさんは、風邪をこじらせたのか咳が続いている。
山羊の放牧へ出かけたある日、教会でもらった薬を落としてしまい、その夜、薬を教会にもらいに行くが、誰も出てこ…
群れの中の一頭、顎髭を蓄えた思慮深そうな老山羊は考える。
青空を見上げて流れ行く雲を眺めながら考える。
俺達を育てた爺さんは何処に行ったのか?
もみの木の根元で死んで行った生まれたての仔山羊は何…
これは渋すぎる…巡る生命…
全く台詞やが無く、お爺さん、ヤギ、木、謎の薪の山と生命が巡っていく…って事でいいんですかねこれ…?というくらい、淡々と絵のみで語る映画。
なんとなく夕食後に見る程度の…