午前十時の映画祭、19本目は「裸の島」。
音はありますが台詞がありません!
何これすごい。
次男が鯛を釣ったときの喜びの声
長男の葬儀後の母親の泣き叫ぶ声
だけは聞こえます。
家族にとって非日常…
○サイレント映画でもないのにセリフがなく、でも話はとても明確に伝わってくる。音楽の使い方が効果的。
○冒頭から何度となく繰り返される水を汲み、船で島に渡り、野菜に水をやる全て人間の手で行われる行為…
午前十時の映画祭にて。
なぜ観ようと思ったかというと、セリフなし、効果音と音楽のみという作品がどんなものなんだろうかと気になったから。
1960年の作品だから、とにかく古い。もちろん白黒。
瀬…
新藤兼人の映画詩、名優で盟友と相棒への賛歌そして近代映画協会解散の鎮魂歌。
これまでの自主映画制作を詩と歌に託した。台詞はないが神楽、童謡そして笑い声と泣き声はある。
小さな桶の水は大海につなが…
1960年の映画。
親は手漕ぎ舟で海を渡り、険しい山道を慎重に登りながら家へ水を持ち帰る。子供は親の帰りを仕事をしながら待っている。時代背景や当時の都会であった尾道から離れ、島に住むという不便さが現…
必見映画選リストから視聴。有名な作品と知らず、全くセリフがないのでびっくりしてしまった。ロケーションが壮大だった。撮影のためとはいえ過酷だっただろうと思う。
裸の島の「裸」とはどういう意味だったのだ…
はじめの水を運び続けるところからもう過酷がすぎてタルベーラみたときと同じ気持ちに。。
地の水の吸い込みがすごくて途方もなく生だなと思った、途方もなく水を運んでは吸い込ませ続けて、その営みを続けるすな…
2025.02.21
監督:脚本:制作:美術:新藤兼人
出演乙羽信子(妻 トヨ)
殿山泰司(夫 千太)
田中伸二(長男 太郎)
堀本正紀(次男 次郎)
これぞ人間のいとなみ、人間のドラ…
セリフは全くなく、映像とBGMと環境音で構成され、瀬戸内海の孤島に住む家族の暮らしを描く。水道だけでなく水もない島では、本島まで毎日何度も手漕ぎ舟で往復して水を汲みに行く。過酷だとしか思えない生活を…
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