序盤から強烈なシーンがぶち込まれてきて、いやがおうにも胸ぐらをガシッと掴まれる。
冒頭のニュースで、世界最年少の少年がファンに唾を吐いたことがきっかけで殺されて、それに世界中が涙するっていう描写が…
半分あたりで思わぬ事実が発覚
合わないなぁ…となかなかノレなかったけど、ここから面白くなった
そして終盤の戦闘シーンがすごい
長回しでクライヴオーウェンの背中をずっと追いかけていく
CGに頼らない…
毎月「たまには過去作も見返してみよう」のコーナーを設け、1〜2本は過去に見た好きな映画を再度愛でるようにしてます。
今回は「トゥモロー・ワールド」(2006年)。
19年前の映画ですが今見ても色あ…
個人的にめちゃくちゃ好きな世界観と設定
キーを守ることでセオは自分の大切な人を失っていく葛藤が苦しかった
かつて娘を亡くしたことを「信念を持っていたが運命に抗えなかったんだ」とジャスパーに言われて…
人間が生殖機能を失って18年経過した、2027年が舞台。
イギリスだけがかろうじて崩壊していない世界で、
トゥモロー・ワールドを目指す、
アルフォンソ・キュアロン監督のSFファンタジー。
世界最年…
出生率が0%になり、政府と反乱軍が争い荒廃混沌とした世界で生まれた“赤ん坊”を命懸けで守る。
何といってもこの作品の特徴は、
緊迫したアクションシーンは全部長回しという何とも魅力的な技法を使い、ど…
子供が産まれてこなくなった不可能性に包まれた世界っていう主題でもう感動するんだけど、唯一の子供が産まれてからのシークエンスが特に神がかってる。母子がブランコに乗ってるところがちょうど窓の割れた形に収…
>>続きを読むアルフォンソ・キュアロンの監督作品には、語りとして破綻した裂け目のなかに、物語を開くようなところがあるように感じており、この『トゥモロー・ワールド』もまた、そうした破綻を濃密に感じさせる作品だった。…
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