パリの灯は遠くに投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『パリの灯は遠く』に投稿された感想・評価

K
3.7

アラン・ドロン演じるフランス人美術商ロベール・クラインが同姓同名の、ユダヤ人を追う。探すことに執着しすぎた末のラスト、因果応報なのだろうか。。

"召使""できごと"に続き観たロージー作品、これも面…

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冒頭ナチスの衛兵がユダヤ人であるかどうかの取り調べを行う。
それは中年女性を丸裸にして、体の部位を徹底的に見定める。
もうこの辺りからナチの恐怖が伝わってくる。

その時代にフランス人のロベール・ク…

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人間
4.0

このレビューはネタバレを含みます

ナチス占領下のパリ、同姓同名のユダヤ人の存在に翻弄されていく男の不条理劇。
面白〜。冒頭の身体検査からずっと冷え冷えとした不穏な雰囲気が続いて怖い。途中謎にスローテンポになるので緊張感は若干途切れま…

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4.0
アメリカ大統領選の翌日に観ると暗澹たる気持ちになる。ロージーはやはり吉田喜重と同じで多分普通の映画も撮れるところがそこかしこに。
Masa
3.9
それなりに面白い設定だけど話の進み方とテンションが乾きすぎて重くなる作品
アランドロンだから持った映画とも思う
4.0

ナチスドイツ占領下のパリでユダヤ人排斥運動が高まり始めた頃
一人の医師が人間の尊厳を無視したような扱い方で女性の顔や骨格を見てユダヤ人かどうかの判断をしているシーンで始まる

場面変わって

ユダヤ…

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この坐りの悪さ。不確定であることが確定しているかのようにガタゴト進む。
被害者意識に基づいていない、純粋に理不尽な世界の怖さを味わう映画。
ノノ
4.0

ロージーは淡々とした作品が多いがその中でも特に暗く陰鬱だった。ドイツ占領下のパリで悠々自適に暮らしていた一人の男クラインが同姓同名のユダヤ人を探していくうちに抜け出せなくなり悲劇を辿る。差別される側…

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【ロベール·クラインを探して】

ナチス占領下のパリを舞台に描かれる、不条理サスペンス。

ユダヤ人相手にアコギな商売で稼ぐ、悪徳美術商の災難。

甘い汁を吸い、のうのうと暮らす男が、同姓同名のユダ…

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1942年3月、第二次世界大戦下のドイツに占領されたパリ。そこで美術商を営むロベール・クラインは自分と同姓同名の人間がいると知る。その人物はユダヤ人でロベールは思わぬ運命へと突き進んでいくサスペンス…

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